<<文字の覚え方)>>
修行時代(今は修行や稽古という言葉は名うなってしまいましたね)
朝起きて掃除や雑用済ませ、お店を開ける前の数分間、
毎日、一文字づつ楷、行、草、篆、隷のご書体を辞書を見ながら書きました。
始めは何が何だか分からなくて戸惑いましたが
半年過ぎには、おぼろげながら概要がつかめ、1年過ぎには
何となくわかり。
2年、3年たつと想像が付き、多分こうやって書くんだろう。。。
全ての書体が身についてきました。
理屈は何も要らない、理論もいらない。
ひたすら見た通り書くだけ。進むだけ。
それも新聞の折り込み広告の裏やメモ帳に書くだけ。
出来るだろうか、覚えられるだろうか、そういう世界とは全く別でした。
数分しかやらないので次の日は必ず忘れる。
それでも一文字づつ進む。
塵も積もって本当に山となってしまいました。
という事で私の覚えかたは理論も何もなく単純にやるだけ。
40年以上変わりません。
失敗の多さが知識の幅を広くしてくれました。
記 望月鶴川拝
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